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シニアライフについて

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〜歳を重ねるということ〜

あなたのそばにいるワンちゃん、ネコちゃんはいくつですか?

あなたのそばにいるワンちゃん、ネコちゃんはいくつですか?
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ご存知の通り、人間よりとても早く成長し、老いていきますね。あっという間に、私達の年齢を追い越していってしまいます。

人はついつい、歳を重ねることを嬉しくないこと、嫌なこと、として捉えがちですが、歳を重ねるごとに動物たちとの絆やパートナーとしての繋がり感は増していきます。だからでしょうか、シニアの子達の愛らしいことといったらありません。

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ですが、体の不調をことばでは表現できませんから、知らず知らずのうちに、痛みや不調をがまんさせてしまっていることも。

徐々に変化していくのが、“老い”ですから飼い主さまでは気づきにくいのも仕方ないとも言えます。ですが、“老い”による変化でも少しのケアで楽になることもありますし、重大な病気が隠れていることもあります。ここでは、痛みや不調を見極めるポイントをお伝えしようと思います。

痛み、不調のサイン

動きがゆっくりになる

ロボット歩き(足を曲げずに小さく跳ねるように歩く)

同じところをなめたり、噛んだりする(お腹の痛みがある時にお腹を舐めるなど)

よだれが出る(口の中の痛み、吐き気)

口をくちゃくちゃする(口の中の痛みや違和感、吐き気)

頭を振る(耳の痒みや痛さ)

おしりを床につけて、こすりつけるように移動する(おしり周りや肛門嚢腺の痛み、違和感)

目をシパシパさせる(目が痛い)

以前はできていたけど、できなくなったことがある

以前はしていなかったけど、するようになったことがある

痛み、不調のサイン

動物たちは我慢強ので、クンクン鳴いたり、キャンと鳴いたりして痛みを訴えることはとても少ないです。野生では、弱さを見せると外敵に襲われる危険が高まります。ですから、痛さを現さず、不調を見せず、至って普通に見せようと頑張ってしまうのです。

敵に襲われないように、ひっそりと我慢している動物たちの痛みや不調を少しでも気がついてあげられるといいですね。それは、私たち獣医師やスタッフにも同じことが言えます。動物たちの不調を見逃さないように日々精進しなければなりません。